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中国茶“初級茶芸師の試験”

ここ1ヶ月ほど、中国茶の初級茶芸師の講座に通っていた。

内容は、中国茶の基礎知識、歴史、各お茶の産地や加工技術、淹れ方、
作法、茶葉の鑑別などなど…。
テキストは中国語だが、先生は日本語が出来るので、授業はほとんど
日本語である。

講座では、雲南省の野生の茶木の葉を見せてもらったり、

[野生の茶木の葉]
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緑茶、花茶、烏龍茶、白茶、紅茶、プーアール茶それぞれの名茶を
先生に淹れてもらったり、

[工芸花茶とバラ緑茶]
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中国茶に関する色んな知識を教えてもらい、中国茶好きの私にとっては、
それはそれは楽しい講座だった(^^)

しかし、今まで受けたことのある趣味の中国茶講座とは違い、茶芸師の
資格を取るには試験がある…。

昨日は、その試験の日だった。
いつもは優しい先生も、ちょっと厳しい…。

試験は、お茶の知識に関する筆記試験と、烏龍茶の淹れ方の実演と、
茶葉の識別。

筆記試験は何とか書き込んで、次に烏龍茶の淹れ方の実演。
実演では、実際にお茶を淹れながら、茶道具の説明や、お茶の葉の説明
などをおこなう。
しかも手元ばかり見ていてはダメで、お客様(試験の時は先生)の顔を
見ながら、笑顔で実演しなければならない。

すごく緊張して、最初から手が震えた…。
試験で実演があるということで、最近、家では毎日、鉄観音ばかり淹れる
練習をした。
家にあった鉄観音を飲み干してしまうほど、何度も練習したのになぁ…。

[家の茶道具]
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実演の後、先生からお茶の淹れ方に関する質問が幾つかあり、最後に
茶葉の識別。
中国十大名茶が目の前に並べてあり、そこから五つ出題され、茶葉の
名称と産地を答える。
これは全問、何とか答えられた。

下の写真は、中国十大名茶の中から五つを紹介。
(注:試験で出題された五つではない。)

[六安瓜片](緑茶)
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[太平猴魁](緑茶)
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[信陽毛尖](緑茶)
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[白亳銀針](白茶)
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[祁門(キーマン)](紅茶)
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試験結果は2~3ヶ月後らしい。
とにかく試験が終わって、今はホッと一息…。
by yuzitj | 2007-07-25 06:00 |
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