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北京“王府井”

21日(土)、在外選挙の投票がスムーズに終わったので、帰りの電車
までの時間が余った。
そこで、王府井に行くことにした。

まずは、王府井書店へ。
7月21日は、全世界的に「HARRY POTTER and the Deathly
Hallows(原書)」(邦題:ハリー・ポッター第7巻ハリー・ポッターと死の
秘宝)の発売日。
ちなみに“ハリー・ポッター”は、中国語で“哈利・波特”である。
書店の入り口には大きな看板があり、店内も至る所、ハリー・ポッター
のポスターがあった。

[王府井書店]
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中国でも、やはりハリポタは大人気。
1階の入り口を入ったすぐのところに、ハリポタ7巻の特設売り場があり、
原書版にも関わらず、興味を持った人たちがたくさん群がっていた。

ハリポタ人気を横目に、私はいつものように幾米の絵本を買いに…。
また2冊購入してしまった。

王府井書店を出て、すぐ近くのショッピング・モール、東方新天地へ。
そこの地下から地下鉄に乗るために入ったのだが、広場が何だかとても
賑やか。
人だかりの間から覗いてみると、“トランスフォーマー(中国語では、
“变形金刚”)”のイベントだった。

“トランスフォーマー”は、タカラトミーのロボット玩具。
アニメにもなり、世界中で人気がある。
この夏、マイケル・ベイとスティーブン・スピルバーグによるハリウッド版の
映画「トランスフォーマー」が公開されることで話題になっている。

中国でも同じく“トランスフォーマー”はかなり話題となっているようである。
東方新天地のイベントでは、かなりの人が集まっていた。
(新天地ではいつも何かイベントしているが、いつもより人が多かった!)
舞台で何も行っていない時間帯でも、舞台の看板をバックに記念撮影
する人が絶えない。

近くを通りがかった時、舞台にコスプレをした人たちが出てきた。
写真を撮っていたら、後ろから押された。
振り向くと、いつのかにか観客が膨れ上がっていた。
すごい人気である。
しばらく見届けたかったが、帰りの電車の時間が迫ってきたので、
人を押し分け退散…。

[“トランスフォーマー”のイベント]
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中国の漫画、アニメ、フィギュア、コスプレなどに関する人気熱は、以前
からあったが、ここ最近急激に高まってきたような気がする。
子どもの習い事用に、漫画の教室もあるそうだ。
日本発の漫画文化、どこまで発展するのだろう?

東方新天地の地下から、地下鉄の駅に向かう。
駅に向かう通路に、絵が飾ってあった。
見ると、“子どもたちの心の中の科学”というテーマの絵だった。
子どもたちが考える、いわゆる未来図というべきものだろう。
海底での生活、空飛ぶ自動車、宇宙救急船などなど…。
見ていてほのぼのとした気分になったが、よく考えてみると、自分が
子どもだった頃に考えていた未来図と、あまり変わらない。
科学はそれほど進歩していない…ということなのだろうか?

[子どもたちの絵]
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地下鉄に乗って北京駅へ。
北京駅から電車に乗って天津に戻った。
夏休みに入り、電車は混むようになった。
帰りは何とか“二等車”の指定席が取れたが、行きは“無座(指定席なし)”
だった。
“無座”だと、1時間立っていなければならない。
(私は、近くにいた女の子たちのグループの真似をして、“地ベタリアン”
してしまったが…(^^;))
夏休みは、事前にチケットを買わなければ…と、肝に銘じた。
by yuzitj | 2007-07-23 06:00 | 北京
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