“黄果樹風景区”を後にして、次は“龍宮風景区”へ。
“龍宮風景区”にある池“天池”は、1万㎡の面積を持ち、平均水深は約 30m。 断崖で囲まれているが、岩の隙間からは木々が生えており、独特の景観 となっている。 [天池] “天池”には、鍾乳洞の中を流れる地底河川が続いている。 鍾乳洞は“龍宮水溶洞”と呼ばれ、その中を流れる地底河川は全長 5kmで中国最長。 現在、840mの区間が開放されていて、小舟に乗って遊覧出来る。 鍾乳洞の中は、カラフルな照明でライトアップされている。 [龍宮水溶洞] この“天池”からは、地下へと流れ込む滝がある。 “龍門飛瀑”と呼ばれるこの滝は、幅約25m、落差約40m。 池の水面は静かなのに、ここだけ大量の水が流れる音ですごい迫力! [龍門飛瀑] [龍門飛瀑](動画) “龍宮風景区”の駐車場からは、農村の風景が見渡せた。 段々畑に、石造りの家々。 貴州省は全域に山が多いが、東部の山は基本的に土山、西部の山は 岩山なのだそうである。 なので、石が豊富な西部の家々は、建物も塀も瓦も石で造られている のである。 [農村風景] “龍宮風景区”を後にして、安順市内の“ろうけつ染め”の工場へ。 貴州省は、ミャオ族・プイ族など少数民族の女性たちによる“ろうけつ 染め”が有名である。 安順で特に有名なのは、プイ族による“ろうけつ染め”である。 貴州省や隣の雲南省は、花が豊富な土地として知られている。 花が豊富なので、養蜂も盛ん。 “ろうけつ染め”は、蜂から分泌される“蜜ろう”を使い、その撥水性を 活かして模様を描き、他の部分を染め上げる染め物で、伝統的な “ろうけつ染め”は民族色の濃い絵柄が特徴的である。 [ろうけつ染め] とても素敵な柄の“ろうけつ染め”の布があったのだが、大き過ぎて飾る 場所がないので、買うのを断念…(T_T) (つづく)
by yuzitj
| 2007-05-11 06:00
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